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2011年10月29日

感動!文化祭

昨日、ぷりん姫達の中学校で文化祭があった。

感動!文化祭

去年は、仕事の関係でどうしても時間が作れず
行けなかったけど・・・

今年は観に行くことができた。

9月の終わりごろ・・・
ぷりん姫がこんなことを言ってきた。

「今年の文化祭、わたしが書いた話で劇つくるみたい・・・。」

嬉しいような・・・
戸惑っているような・・・
そんなぷりん姫の表情だった。

担任の先生が
ぷりん姫のアイディアも入れながら
仕上げた脚本。

今年のネリヤカナヤ創作童話コンクールで
中学生の部で最優秀賞になった
ぷりん姫原作の童話「燃える花」

どんな劇になったのだろうと
ワクワクしながら
わたしと太陽オヤジは
中学校の体育館に・・・

一幕は現代のアフリカ紛争地

そこで武器を持って戦う少年兵・・・
敵の兵士の銃弾に倒れるその瞬間、
その場にいるはずもない小さな東洋人の少女の姿を見る。
その少女の手には、
燃える炎のように真っ赤なグラジオラスの花が・・・

二幕は1945年の冬
戦争のまっただ中の南の島

戦地に出発する父親が
4歳の女の子にわたした小さなグラジオラスの球根

感動!文化祭

夏になり、花が咲いたその日
空襲で燃える炎の中、
小さな女の子とその家族の命は消える。

でもその女の子の魂は
4つの姿のまま
世界各地を風にのって旅をする・・・

その少女が見た光景は
少女の命が消えたあの日にみたものと同じ・・・

~だれか・・・だれか
 一刻でも早く戦争を止めたくて
  ミヨちゃんは、この思いを伝えてくれる誰かをさがしている。
  そして、風に乗り、世界を駆けながらミヨちゃんは祈っている。
  人が武器を持たない世界になるように。
  子どもが笑顔で過ごせる世界になるように。
          ~ 濱田 鈴 作 「燃える花」より~

中学3年生の演技は、ビックリするぐらい迫力があった。
最初のシーンで、兵隊役の男の子が大きな声で叫ぶと
会場がしんとした。

会場中が劇の中に入り込んでいくような演技が続いた。

銃弾を浴びて命を失う少年兵の迫真の演技。
主人公のミヨちゃんの切ない演技。
ミヨちゃんに球根を渡す、おとうさん温かくも切ない表情。
お母さんの辛そうな別れのシーン。
そして、空襲の時の村人達の迫真の悲鳴。

どれをとっても、鳥肌が立つぐらいのものだった。
うるうるしながら見ていたら、
横で太陽オヤジがビデオを録りながら泣いていた。

中学生!スゴスギル!!!

ぷりん姫にとっても、
わたしたち家族にとっても、
この文化祭は
心に残る一生の思い出になった。

ありがとうござました。

最後まで見ることができなかったけど、
一番最後のドリフの劇も大盛り上がりだったとか。

太陽小僧は自分の姉のクラスの劇は見ないで、
わざわざドリフを観に行ったそうな。

「おかあ、ドリフ最高だったよ!」
と大笑いしながら感想を言っていた。

ほんと、中学生はスゴイね。
ぐぐっと人の心をつかむ演技ができるのは、
人の心が分かる子に育っているからだ。

すてきな中学生たちは、
今にきっとすてきな大人になるに違いない。

嬉しい気持ちで、いっぱいになった。


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Posted by はまだゆかり  at 22:08 │Comments(0)感動

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