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2011年01月26日

「おれはティラノサウルスだ」

「おれはティラノサウルスだ」 作絵 宮西達也

「おれはティラノサウルスだ」

これ、太陽小僧の愛読書。

この絵本と出会ったのは、太陽小僧がまだ幼稚園生だった頃・・・

本屋さんでこの絵本を気に入った太陽小僧
はじめ見たとき、
このティラノサウルス、なんていじわるそうなんだろう!!
と思った。

どんな話かも分からず、買った絵本だったけど・・・
いばった恐竜が、戦う話か、
意地悪恐竜をこらしめる話か・・・

そんなイメージで読み始めたけど・・・

この絵本、ケガをした意地悪なティラノサウルスを、
お父さんやお母さんに大切に育てられたプテラノドンの子どもが・・・
自分がお父さんやお母さんにしてもらったように
温かい心で看病してあげるお話・・・

しかも、最後はとってもとってもせつなくて・・・
温かいんだけどせつなくて自然と涙が出る・・・

意地悪そうなテイラノサウルスだからこそ
なんかせつない・・・読んだらきっとそれが感じられるはず!

太陽小僧は、このシリーズの絵本を読むと、必ず泣く。
登場人物と一体化してしまう。
一体化するように書いてある。

このシリーズに登場してくるのは、み~んな恐竜だ。
でも、テーマは友情や、親子の愛情、愛するということ・・・

読んでいくうちに、恐竜たちは自分の親になってくる。
主人公は自分の気持ちと一つになってくる。

毎日の日常生活の中での親との関わり、友達との関わり・・・
当たり前すぎて、その中にある愛情や友情に気づかないことが多いけど、

こうして、絵本の中で繰り広げられる親子の物語、友情の物語は
本当は現実の世界の中にたくさんたくさんある
親子や仲間の絆に気づかせてくれることがある。

絵本は、それを簡単明瞭に、ストレートに、心の中に映し出す。

太陽小僧は、このシリーズが大好きで、
本が出る度に「買って!」とせがみ、
今出ているすべての本をそろえている。

「おれはティラノサウルスだ」

好きすぎて、ティラノサウルスとウマソー人形も買った。
ティラノサウルスには、「ガオちゃん」と名前をつけ、
大事に大事にしている。(5年生になった今でも・・・)

「おれはティラノサウルスだ」には、
お父さんやお母さんにプテラノドンの子が大事に育てられている場面がある。
お父さんやお母さんが、子どもを独り立ちさせる場面がある。
困っているティラノサウルスをプテラノドンが助ける場面がある。
自分の気持ちが伝わらずに、寂しい思いをして、涙する場面がある。
それでも、愛する人のことを大切に思って、その幸せを祈る場面がある。

恐竜たちが見せてくれる世界には、
ものの考え方、生き方が入っているんだと思う。

読んだあと、温かな気持ちになって・・・
きっと、プテラノドンの子みたいに生きたくなると思う。

太陽小僧は、これからもこのシリーズを集め続けるそうだ。
中学生になっても、高校生になっても、大人になっても・・・

最新刊はこれ
「いちばんあいされているのはぼく」

「おれはティラノサウルスだ」


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Posted by はまだゆかり  at 21:03 │Comments(0)感動

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