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2012年11月30日

全国高校生童話大賞 銅賞

ぷりん姫が
全国高校生童話大賞で、応募総数1032点の中から・・・
銅賞に輝いた!!

金賞1点 銀賞3点 銅賞7点しかない中で、
その中に入ったんだから、これはすご~い。

全国高校生童話大賞


本人は至ってクールな感じなのだが・・・


親バカ二人は、テンションが大盛り上がりだ!

今回、いつも応募しているネリヤカナヤ創作童話コンクールに出そうと
夏休みの間にぷりん姫は童話を書いてあったのだが・・・

なんと今回から枚数制限があったのだ!

今まで枚数制限がなかったので、のびのびと自由に書ききったぷりん姫。
今回も制限を気にすることなく書き上げた。

学校に提出しようと持って行くと・・・

「今回から7枚以内ということになった・・・」
ということで、15枚にもなるぷりん姫の作品は
ネリヤカナヤ創作童話コンクールに出せなくなった。

「うーん。せっかく書いたんだから、なんかに出したいね。」
ということで、ウチの家族の愛読雑誌「公募ガイド」をめくってみると
「全国高校生童話大賞」というものがあるではないか。

「締め切りは・・・・?   9月15日消印有効・・・明日だ! 」

ということで、いそいで次の日の朝、郵便局に持って行った。
今回の作品は、「童話」と言うよりも「短編小説」という感じだったし
「一人何点でも応募可」とあったので、
以前ぷりん姫が書きためていた作品の中から、
一番童話っぽいものも送ってみた。

そして、今日インターネットで「月の花通りのかばん屋さん」という
ぷりん姫作品の中で、一番童話っぽい作品が銅賞に輝いたことを知った。

若い真面目な店員さんのいるかばん屋さんに、
夢の国からやってきた小さなこびとが訪ねてきて、
あるお願いをするというお話

「月の花」という言葉がこの物語のキーワードの役目をする。
ぷりん姫の作品の中でも、いちばんほのぼのとして、あったかいお話だ。

最近は、パソコンを誕生日プレゼントにもらい、
100枚ぐらいの小説を書いているので、なかなか童話は書かないんだけど、
わたしはぷりん姫の書く童話が大好きだ。

奄美でネリヤカナヤ創作童話コンクールが始まったのが
ぷりん姫が小学校1年生の時

そのころから、童話作りが大好きになり、
これまでに12作の童話と、1つの長編小説を完成させている。
(わたしが知っている分で)
学校の勉強や部活動の合間に、読書することと漫画を読むことと、
物語を書くことは、ずっと続けているぷりん姫!

世界を作る楽しさを、彼女は知ってる。

おめでとうぷりん姫。
また新しい作品、楽しみにしてるよ。

  


Posted by はまだゆかり  at 23:00Comments(0)家族

2012年11月11日

ラジオの時間

4月23日にラジオ番組
「魔法使いのぼうし」を始めて,半年がたった。

この企画がもち上がったときは,月1回・・・という話で・・・
でも,やっぱり「あっただんまドゥシ」みたいに隔週で・・・という話になり・・・
そして,やっぱり30分番組だから,ということで毎週はどんなに?・・・
となって,結局毎週やることになった。

わたしは,太陽オヤジみたいにアドリブがきかないので,
毎回毎回、収録の前の日に,何を話そうか考える・・・。

半年もやってたら,なんか慣れてきそうな感じだけど,
30分一人でしゃべるのって・・・なかなか慣れませんね・・・。

太陽小僧は・・・
「ディーウエーブの眠たくなる番組,第3位!!」
なーんて番付をしてくれた(笑)

でも,ディレクターのヨウスケさんがサポートしてくれて,
何とかやってるところです。


最近,ちょっとコツが分かってきた。
「自分で,テーマを決めればいい!」

そして,テーマをどんなにしよう!と考えた。
エンディングの曲にまつわる思いや,創ったときの情景なんかを取り入れた
そんな話をしよう!

今月のエンディングは「アヤハブラ」
わたしがイメージした蝶は,渡りをする蝶「アサギマダラ」だ。

2年前ぐらいにできた曲だけど,
その頃に出会った本がある。

「バタフライエフェクト」


バタフライエフェクトというのは
「バタフライエフェクト効果」といわれているもので,
小さな波紋が,やがて世界を変える大きな出来事へと変貌する・・・
そのドラマの構造について,ひと言で表したものだそうだ。

もともとは,気象学という研究分野に登場したものだそうだ。

アメリカの科学者エドワード・ローレンツが考え出した奇妙な研究
「ブラジルで蝶が羽を動かすと,テキサスで竜巻が発生するか?」

この研究は大勢の学者からバカにされたみたいだけど、
後の研究で「カオス理論」という数字上の重要な概念を見事に説明した
キャッチフレーズとして世界に広まったということだ。

この本には
「偉大なことを成し遂げた一人の人間は、一人で成し遂げたんじゃない。」
ということが書かれていた。

その人が生きてきた中で出会ったすべての人が,
その偉大な事に関係している。

あのとき、あの人のこのひと言が無かったら,
こんな事は考えなかったかもしれない!

あのとき、この本を読まなかったら,
こんな発想は生まれなかったかもしれない。

あのとき、この曲を聴かなかったら、
こんな気持ちにはならなかったかもしれない。


ちいさな「あのとき」のできごとは、
積み重なって、積み重なって、大きな思いへと変わっていく。

先日ノーベル賞を受賞した山中教授は
「一人でではなく,みんなでとったノーベル賞だ」
とコメントしていた。
いろいろな人の努力や、アイディアが積み重なって
集大成され,人類の偉大な一歩となった。

もしかしたら,小さい頃の山中教授に
命のふしぎを教えてくれたおじさんがいたかもしれないし、
いろんな実験で、一緒に盛り上がった友達がいたかもしれない。

それを考えると,その人達も,人類の1歩に関わってるんだよなあ。

もしかしたら,わたしの出会った誰かが,
人類の大きな1歩のために,立ち上がるかもしれないではないか。

一気に大勢の人の幸せのために立ち上がらなくとも,
幸せのために動く人が増えたとしたら,この世の中は1分前より幸せになる。

世の中は,みんな諸事情があって大変だけども・・・

でも,「自分は何にもできない」なんて思わずに
小さな風をおこしたい。

希望を持って,心配せずに,前に進んでいきたい。

ラジオの時間も、きっと
神様がくださった「小さな風」を創る時間なのかもしれない。

誰にでも,きっと風はおこせる。
小さな風でも,それはきっとこの世の中で必要な「風」だ。

小さくても、気持ちのいい風ふかせたいね。


この本読んだ後、そう思った。  


Posted by はまだゆかり  at 18:11Comments(0)思うこと