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2013年06月23日

祝福の大嵐!笑撃の珍婚式

一つ上の先輩の結婚披露宴に夫婦で招待してもらった。



わたしたちの家族の誕生会とか,いいことがあったときとかに
行くことにしている屋仁川の居酒屋「えじ亭」

いつもおいしいごちそうを,にこにこしながら
やさしい笑顔で作っている「えじ亭」の大将と,バドミントン部の先輩の披露宴・・・。
一緒に呼ばれた同窓生達と,
あっただんまの余興をすることにして,出かけていった。

舞台の上の看板には「結婚式」ならぬ「珍婚式」の文字が・・・

「ヤーなんかの席はここよ!」
と案内していただいた席は,ついたてが立ててあり,他の席と空間を別にしていた。
しかも,そのついたてには
「まざるな危険」   の文字が・・・。

新郎新婦入場の前から,この構えに構えたシチュエーション!!

いったい何が起こるのだろう!!

新郎「新婦の入場・・・・
入場曲は・・・・「水戸黄門」
入場してきたのは,野球のユニフォームに身を包んだ新郎と
バドミントンのユニフォームを身にまとった新婦の姿・・・!

照れくさそうに笑顔で出てきた二人に,
MCの先輩の弾丸トークが炸裂!
場内は大爆笑&大きな拍手。

その後も,あいさつや余興,すべての中に大笑いが盛り込んであり,
こんな笑いっぱなしの結婚式は初めてだ。

花束贈呈なんかは,出席者の中から突然4人を指名。
「空き地とか公園なんかに咲いてる雑草と新聞紙とアルミホイルとセロハンテープで
素敵な花束を作ってこい。」
な~んていう指令をMCの先輩が出して,
ほんとに作って来ちゃって,
それを花束贈呈に使うし・・・

乾杯の人は,ふんどし姿で出てきて,
インタビューされたら,おしりにセットしたラッパで
「プー」と返事するし・・・


酔っ払った先輩は,披露宴の途中に婚姻届を出しにいかされるし・・・。

どんな風に,この式次第が決まっていったのだろう!
すごい。すごいとしか言いようがない。

テレビのお笑い番組の企画する結婚式みたいな感じだ。

盛り上げ役のMCの先輩は,水を飲む暇もないぐらい,出ずっぱり。
進行しながら,MCしながら,それでもみんなの笑う姿がうれしいみたいで,
最後まで大きな声で会場を沸かしていた。

わたしたち後輩仲間は,ハンドベルの演奏。
初めてハンドベルを使うおじさん8人組。
その一生懸命さが,なんとなくキュートだったのか,
へんてこりんに見えたのかは分からないけど
会場も結構盛り上がって,
やってる本人達も楽しそうでよかった。

わたしも3曲ほど歌わせてもらいました。

笑撃の結婚披露宴だったけど,
この笑いの中に,
新郎新婦の結婚式を絶対に心に残るものにしてやろうという
先輩達の熱い熱い思いが感じられました。

先輩達、結婚したお二人のことが,心から大好きなんですね。
皆さん,自分のこと以上に喜んでいるのが伝わってきました。

今日の披露宴,参加させていただいて,本当に楽しかったし幸せです。
友達ってありがたいものですね。
そして,そんな友達に大勢囲まれているのは,お二人の人柄が素敵だから!

ずっと,ずっとお幸せに!!

これからも,「えじ亭」に家族でお世話になります。
今後とも,よろしくお願いします。
  


Posted by はまだゆかり  at 23:10Comments(0)感動

2013年04月02日

出発!

甥っ子が高校を卒業し、大阪へと出発した。

自分の進みたい道を自分で決め、
そして歩き始めた。

17年前、沖縄からシマに戻ってきた私を迎えてくれたのは、
緑色のベビーカーに乗った、1歳の彼だった。
あれから17年も経ってるんだね。
ついこの間のような感じなんだけど・・・。

亡くなった父と母にとっては、初孫で
本当に目の中にいれても痛くないほど、かわいがられていたね。
こんなに立派になって、自分の行く道へと進み始めたことを知ったら、
二人はどんなに喜ぶだろう。

(目には見えないけど、その辺にいて喜んでるかもしれないけど・・・)

おかあさんは、どうしても仕事が抜けられなくて、
泣く泣く見送るのをあきらめたけど、
頼もしい妹のメロディーちゃんが、その分しっかりと兄を送り出した。

ウチのぷりん姫も、ちっちゃいころからずっと一緒の兄ちゃんを見送った。



太陽小僧は、部活で見送りに行けなかったけど
小さい頃に兄ちゃんとおそろいのTシャツ着て写ってる写真を
フォトフレームに入れて、前の晩にプレゼントしてた。

いつもみんなに優しくて、頼りになる兄ちゃん。
兄ちゃんの出発を、みんなで祝福し、笑顔で見送った。



人生には、何度か、大きく生活が変わる時があるけど、
不安もあるかもしれないけど、
それよりも、ワクワクする気持ちを感じて前に進んでいきたいね。

兄ちゃんのワクワクする気持ちを、周りのみんなは感じてたよ。
ぷりん姫やメロディーちゃんも、
近い未来の自分の姿を兄ちゃんの姿の中に見ていたよ。

「おかあさんが心配よ~。」
とメロディーちゃん。

大事に大事に育ててきた大事な息子と
離れるのが寂しいのは当たり前・・・。
でも、そうやっておかあさんの事を思う子どもに育ったこと・・・。
おかあさんは涙が出るほどうれしいと思うよ。

おかあさんは、子どもたちが幸せなのが、一番幸せなんだから!

さあ、出発!icon20

自分の心と体にため込んだ、
たくさんの人からもらった愛情をエネルギーに・・・
夢を叶えるための冒険が始まったんだね。

目標とする星が見えたのなら、目の前の困難は乗り越えられるよ!
何度でも、何度でも、
時間をかけて、やり方を変えてチャレンジすればいいんだから。
誰かに教えてもらうことだって大事なこと。


人との出会いを大切に、宝物を増やして行ってね。icon100


いってらっしゃ~い!!icon49  


Posted by はまだゆかり  at 22:42Comments(0)感動

2012年09月29日

応援団と台風の9月

只今台風のまっただ中。

この台風の中、お呼ばれして
そそくさと出かけていった太陽オヤジから
「今、停電になってるから、命の危険があるときは帰らんからよ!!」
っちゅう、家に帰らない宣言が飛び出し、
暗闇の中で、ろうそくを囲みながらお酒を飲む面々の
ちょっとワクワクした雰囲気が受話器から聞こえてきた。

たぶん、命の危険はないと思いますが・・・
はいはい、楽しんできてください。・・・はいはい!

それにしても、なんで今年は台風がこんなに来る?
しかも週末に・・・。

何度、台風対策をしただろう。

今年の9月の思い出は、台風と応援団だな。

夏休み前、
「応援団に入ったよ!」
と、ぷりん姫が何食わぬ顔で言ってきた。
「えええええええええええええええええええええ・・・」
「え」の行列ができるくらいびっくりしたわたし。
去年、太陽小僧が応援団長として頑張ってるとき、
「・・・。」
横目でちらりと弟を見ながら、なんの反応も見せなかった
クールなあのぷりん姫が、
熱く血をたぎらせ、応援する、ダイコウの応援団に入るなんてえええ!

驚いた。

彼女は家の中でも練習していた。
読書と漫画と昼寝に時間を費やし、めんどくさそうな風情が板についた
あのぷりん姫が・・・
ものすごい速さで、舞っている・・・。

夏休みの練習も、休みなく参加し、
次第に充実感をみなぎらせ、
そして本番を迎えた。

きりりと髪の毛を結び、ハチマキを締め
腹の底から声を出し、目力ぎゅぎゅぎゅのぷりん姫が
仲間達と一緒に応援する姿に・・・
見とれた!!・・・かっこいい!!



何でも、先輩達がとっても優しくて、
丁寧にいろいろ教えてくれたんだそうだ。

体育祭が終わった後・・・
「応援団の練習、もう無いのか・・。寂しい!!」
と、ぷりん姫。

夏休みの練習、きつかったはずなのに、
それにもまして、感じている充実感が大きいんだね。
まわりを感動させながら、
たぶん、自分が一番感動してるんだと思うよ!
先輩達にも、友達にも、そして自分にも・・・。


ぷりん姫だけでなく、太陽小僧も応援団だった。

太陽小僧も毎日のように、
「おかあ、オレなんかの応援団かっこいいんど!」
と、自慢しながら
宿題の合間に扇子を使った動きなんかを見せてくれた。



ぷりん姫の応援団姿に刺激を受けた太陽小僧。
ますます熱く応援団への情熱を燃やす。

中学も高校も、応援団をやり続ける決意を固めたようだ。

明日で9月は終わり・・・

明日は父の命日・・・。
台風、過ぎてくかなあ?
お墓参りいけるといいな!!
  


Posted by はまだゆかり  at 21:49Comments(0)感動

2012年08月10日

幸せ!ウエディングパーティー

職場で,一番若い二人が結婚した。icon159


お父さんやお母さんへ海外旅行をプレゼントしたい!!
ということで,
海外での挙式を選んだ二人

式は8月末の予定だけど・・・
そこは、職場でもみんなに大切にされているお二人

職場のみんなが,
「挙式前にウエディングパーティーを開きた~い」
という事になって・・・
急遽行うことになりました!!

花嫁さんの被っているベールは,
職場の先輩が,自分の結婚式の時に被ったベール
ブーケもそう!!


今年の五月に結婚した同僚が,
仲間と一緒にあれやこれや趣向を凝らし・・・
本物の結婚式みたいに、とっても感動的なパーティーになった。icon75


この,おめでたいくまさん夫婦は,新郎新婦の先輩の奥様から・・・。
手作りなのがまた素敵!!
グアムの式の時は,ウェルカムベアーとしての大役を担うということだ!

そして,指輪の交換・・・。

実は,この指輪も手作り・・・。

素敵なサプライズに終始ニコニコのお二人!

忙しい職場なので,体力的にも精神的にも苦しいこともある。
でも,お互いの存在は
時に,気持ちを奮い立たせ・・・
時に,心を癒し・・・

気づけば,お互いに,なくてはならない存在になっていた

お互い尊敬するところは?
新郎「どんなときでも前向きなところ!!」
新婦「一本しんが通っているところ!!」

素敵な二人だから,
みんなから愛されている二人だから,
みんな心から祝福したいのだ!

二人だけでなく,参加したみんなも笑顔、笑顔、笑顔 

二人の笑顔に,懐かしい自分の思い出を語り出す人なんかもいて・・・
幸せの時間をみんなで共有した!


準備をしてくれたみなさん,ありがとう。素敵なパーティーでした。

そして,幸せなお二人!!
素敵な時間をありがとう。

幸せな家庭を作ってくださいねicon100



  


Posted by はまだゆかり  at 23:23Comments(0)感動

2012年06月16日

ハツラツ!!大高文化祭

ぷりん姫が大高生になったので,
今日は,ほんとに久しぶりに大高の文化祭へ・・・。

太陽オヤジと太陽小僧と3人で,
大高の門をくぐった!!

風神雷神の門。
「おかあ,111周年っちよお!」
ぞろ目周年ですなあ!!

美術部制作のかっこいい門・・・高校生すごい!!

ぷりん姫達の教室の発表をまずは見に行こう・・・
ということになりまして・・・
校舎の中へ・・・

ぷりん姫達はたくさんの塔の模型みたいなのを作っていた。
ある位置から見ると,大高の校章が見えるというトリックアートも
工夫していた。

他にも,ピタゴラスイッチクラスや、
いろんな影が浮き上がるシャドウアートクラス・・・
科学部の実験コーナーなんかもあった。

おもしろいのはモアイやらピラミッドやらを造っていたクラス。
モアイのかぶりモンがあって,
早速太陽小僧にかぶらせ,
はいポーズ!!



~モアイの兄弟~

体育館では舞台発表!
わたしたちが入ったときは,前半の部の終わり頃で,
あまり見ることができなかったけど,
甥っ子や,以前の教え子達が
会場を沸かせ,生き生きと盛り上げたみたい。

舞台の絵のインパクトがものすごい!!

ちょうどその絵を写真にとろうとしてたら,
カケロマの前の学校で一緒だったパールちゃんがやってきて
(彼女は実行委員なんだそうです)
実行委員で作ったことを教えてくれた。

空飛ぶおじさん?なんであの絵??
と思ったら,空飛びおじさんは,校長先生なんだそうです。
後を追うのは事務長先生

下にいるのが新体操の先生と,教頭先生!!

先生が舞台の絵になるなんて,
みんな先生達が大好きなんだね。



「今からウオーターボーイズがありますよ!
 すごい人気だから入れないかもしれないけど、
 百年坂のとこからも見えますよ!!」
とパールちゃんから教えてもらったので,
3人でいそいで坂に登った。

見える見える・・・よく見える!
「おいっ、おいっ、おいっ、おいっ、・・・。」
と元気いっぱいの男子高生の声!!

どれだけ練習したんだろう!!
踊りもかわいい踊りから、カッコイイ動きまで!!

上から見ていたので,一人一人の顔は分からないけど,
ホントにそろっていて,声も元気があって,
見てる人みんなを元気いっぱいにしてくれた演技でした。


後で聞いたら,甥っ子のジュウくんが先頭切って出てきて
何も知らないで見ていた雪ちゃんは,
自分の息子の登場に,ものスゴ~ク驚いたんだって!!

そして,ものスゴ~ク嬉しかったみたい!!

演技後に,シャワー室?から「ウオ~~~~~~~~~!!」
達成感を喜び合う雄叫びが!!

青春だねえ!!

輝いていた大高生!!
今日の日の思い出は,
これからの人生の中でも、きっと大きな力をくれるはず!!

いいなあ,青春!!
楽しい時間でした!!  


Posted by はまだゆかり  at 18:29Comments(0)感動

2011年10月29日

感動!文化祭

昨日、ぷりん姫達の中学校で文化祭があった。



去年は、仕事の関係でどうしても時間が作れず
行けなかったけど・・・

今年は観に行くことができた。

9月の終わりごろ・・・
ぷりん姫がこんなことを言ってきた。

「今年の文化祭、わたしが書いた話で劇つくるみたい・・・。」

嬉しいような・・・
戸惑っているような・・・
そんなぷりん姫の表情だった。

担任の先生が
ぷりん姫のアイディアも入れながら
仕上げた脚本。

今年のネリヤカナヤ創作童話コンクールで
中学生の部で最優秀賞になった
ぷりん姫原作の童話「燃える花」

どんな劇になったのだろうと
ワクワクしながら
わたしと太陽オヤジは
中学校の体育館に・・・

一幕は現代のアフリカ紛争地

そこで武器を持って戦う少年兵・・・
敵の兵士の銃弾に倒れるその瞬間、
その場にいるはずもない小さな東洋人の少女の姿を見る。
その少女の手には、
燃える炎のように真っ赤なグラジオラスの花が・・・

二幕は1945年の冬
戦争のまっただ中の南の島

戦地に出発する父親が
4歳の女の子にわたした小さなグラジオラスの球根



夏になり、花が咲いたその日
空襲で燃える炎の中、
小さな女の子とその家族の命は消える。

でもその女の子の魂は
4つの姿のまま
世界各地を風にのって旅をする・・・

その少女が見た光景は
少女の命が消えたあの日にみたものと同じ・・・

~だれか・・・だれか
 一刻でも早く戦争を止めたくて
  ミヨちゃんは、この思いを伝えてくれる誰かをさがしている。
  そして、風に乗り、世界を駆けながらミヨちゃんは祈っている。
  人が武器を持たない世界になるように。
  子どもが笑顔で過ごせる世界になるように。
          ~ 濱田 鈴 作 「燃える花」より~

中学3年生の演技は、ビックリするぐらい迫力があった。
最初のシーンで、兵隊役の男の子が大きな声で叫ぶと
会場がしんとした。

会場中が劇の中に入り込んでいくような演技が続いた。

銃弾を浴びて命を失う少年兵の迫真の演技。
主人公のミヨちゃんの切ない演技。
ミヨちゃんに球根を渡す、おとうさん温かくも切ない表情。
お母さんの辛そうな別れのシーン。
そして、空襲の時の村人達の迫真の悲鳴。

どれをとっても、鳥肌が立つぐらいのものだった。
うるうるしながら見ていたら、
横で太陽オヤジがビデオを録りながら泣いていた。

中学生!スゴスギル!!!

ぷりん姫にとっても、
わたしたち家族にとっても、
この文化祭は
心に残る一生の思い出になった。

ありがとうござました。

最後まで見ることができなかったけど、
一番最後のドリフの劇も大盛り上がりだったとか。

太陽小僧は自分の姉のクラスの劇は見ないで、
わざわざドリフを観に行ったそうな。

「おかあ、ドリフ最高だったよ!」
と大笑いしながら感想を言っていた。

ほんと、中学生はスゴイね。
ぐぐっと人の心をつかむ演技ができるのは、
人の心が分かる子に育っているからだ。

すてきな中学生たちは、
今にきっとすてきな大人になるに違いない。

嬉しい気持ちで、いっぱいになった。  


Posted by はまだゆかり  at 22:08Comments(0)感動

2011年03月10日

奄美の少女バイオリニスト!!

3月23日(水)
名瀬中央公民館で
金久中学校3年生の川口さくらさんの
ヴァイオリンによる「さくらさく音楽会」が開かれます。

「さくらさく」
名前がさくらちゃんだから・・・っていうのもあるけど、
彼女は東京芸術大学音楽部付属音楽高等学校に合格したのです。

「さくらさく音楽会」はその記念のコンサート!

実はさくらちゃん、
いとこのお姉さんの娘さん。

小さいときはピアノが上手で、
ヴァイオリンを始めてからはめきめき上達。

「さくらちゃんすごいねえ!!」
というと、
おかあさんが、
「この子は不思議なのよ!人前で全然あがらないの!
 みんなの前で弾くときが一番力を出せるから不思議!!」
と言ってました。

でも、ものすごい練習量だったそうです。

さくらちゃんのおかあさんもクラリネット奏者で、
その音楽の才能を引き継ぎ、
おかあさんの助言や思いを大切にしながら
大好きな音楽での夢を叶えるため、
さくらちゃんは毎日毎日練習したんだと思います。

毎日毎日なら嫌にならないかなあ・・・?
ってわたしなんか思ってしまうけど、
さくらちゃんにとっては、きつい練習さえも楽しんでいたのかもしれません。

6年生の教科書に出ている
名指揮者「小澤征爾」の少年時代の話を思い出しました。

これは、さくらちゃんとウチのぷりん姫が
いとこの結婚式で競演した写真。



まだちびっ子のさくらちゃん(右)はちょうちょ、ぷりん姫(左)はテントウ虫
いとこのお兄ちゃんがトンボ
かわいい三人組が楽器をもって
さくらちゃんのおかあさんがクラリネットを吹いて
わたしがキーボードで伴奏して
「テントウ虫のサンバ」を演奏したのでした。

世界へ向かって歩き出したさくらちゃんが
こんな小さいときに競演したこと・・・
いい思い出になりました!!

今回の合格記念コンサート
これも、とても素敵な思い出になりそうです。

世界で活躍するようになったら、
なかなか帰ってこられなくなるかもしれません。

今のうちに聞いておいた方がいいかもしれませんね。

そして何よりもその音色を聞いて、
素敵な気持ちになること・・・間違いありません。

  


Posted by はまだゆかり  at 22:20Comments(0)感動

2011年02月07日

鳩間島が結ぶご縁

琉球大学の同窓会に参加することになった。

いつも、市役所に勤めている方達が
いろいろ段取りをしてくださって
この会がなりたっている。

わたしも気にはなっていたけど、
なかなか参加できずにいた。

今回は事務局の友人から声をかけられ、
余興なども頼まれたので、
出席することとなった。

沖縄から同窓会の会長さん、副会長さん、
そして、現在の琉球大学の副学長さんがお見えになっていた。

沖縄の方達ばかりということで・・・
わたしも最初の赴任地は沖縄の小学校だったことを紹介した。

「一番はじめが、鳩間島の鳩間小学校で、
 次が糸満市の糸満小学校にいました・・・」

と自己紹介すると・・・
どこからともなく、

「副学長さんは、鳩間島の出身だってよ!」

と声が聞こえた。

このような場所で、鳩間島の出身のかたに会えるなんて、
なんという偶然。

お話を聞いてみると、
副学長さんはわたしのよく知っているおじいちゃんの息子さんだった。

そのおじいちゃんは、とても厳しく子どもたちを育て、
子どもたちが優秀な成績を納め、
立派な人になっていったことを心から喜んでいらっしゃった。

小さいときにみんなでランプ掃除をしたことや、
水道が引かれていなかったころに、水くみを頑張っていたこと・・・
懐かしそうに話していらっしゃったことを
わたしは今でも覚えている。

そのおじいちゃんは、魚とりの名人。
追い込み漁などの勤労生産学習があるときは、
いつも、先頭に立って、
みんなにアドバイスをしてくださった。

副学長さんのにっこり笑う顔は、
あのおじいちゃんの顔とそっくり。

おじいちゃん、お元気だそうです。とても嬉しく思いました。

舞台の上で、一緒に「鳩間小学校の校歌」を歌いました。

「あ~おい、な~みま~に う~くし~ま~は~
 ゆ~めの か~よい~じ は~と~ま~じま・・・」

こんな偶然ってあるんだね。

副学長さんと、鳩間島の話ができて、
心から嬉しいと思いました。

「ぜひ、鳩間にもいらっしゃい!」

ありがたいです。
ぜひぜひ行きたいと思います。   


Posted by はまだゆかり  at 23:27Comments(0)感動

2011年01月26日

「おれはティラノサウルスだ」

「おれはティラノサウルスだ」 作絵 宮西達也



これ、太陽小僧の愛読書。

この絵本と出会ったのは、太陽小僧がまだ幼稚園生だった頃・・・

本屋さんでこの絵本を気に入った太陽小僧
はじめ見たとき、
このティラノサウルス、なんていじわるそうなんだろう!!
と思った。

どんな話かも分からず、買った絵本だったけど・・・
いばった恐竜が、戦う話か、
意地悪恐竜をこらしめる話か・・・

そんなイメージで読み始めたけど・・・

この絵本、ケガをした意地悪なティラノサウルスを、
お父さんやお母さんに大切に育てられたプテラノドンの子どもが・・・
自分がお父さんやお母さんにしてもらったように
温かい心で看病してあげるお話・・・

しかも、最後はとってもとってもせつなくて・・・
温かいんだけどせつなくて自然と涙が出る・・・

意地悪そうなテイラノサウルスだからこそ
なんかせつない・・・読んだらきっとそれが感じられるはず!

太陽小僧は、このシリーズの絵本を読むと、必ず泣く。
登場人物と一体化してしまう。
一体化するように書いてある。

このシリーズに登場してくるのは、み~んな恐竜だ。
でも、テーマは友情や、親子の愛情、愛するということ・・・

読んでいくうちに、恐竜たちは自分の親になってくる。
主人公は自分の気持ちと一つになってくる。

毎日の日常生活の中での親との関わり、友達との関わり・・・
当たり前すぎて、その中にある愛情や友情に気づかないことが多いけど、

こうして、絵本の中で繰り広げられる親子の物語、友情の物語は
本当は現実の世界の中にたくさんたくさんある
親子や仲間の絆に気づかせてくれることがある。

絵本は、それを簡単明瞭に、ストレートに、心の中に映し出す。

太陽小僧は、このシリーズが大好きで、
本が出る度に「買って!」とせがみ、
今出ているすべての本をそろえている。



好きすぎて、ティラノサウルスとウマソー人形も買った。
ティラノサウルスには、「ガオちゃん」と名前をつけ、
大事に大事にしている。(5年生になった今でも・・・)

「おれはティラノサウルスだ」には、
お父さんやお母さんにプテラノドンの子が大事に育てられている場面がある。
お父さんやお母さんが、子どもを独り立ちさせる場面がある。
困っているティラノサウルスをプテラノドンが助ける場面がある。
自分の気持ちが伝わらずに、寂しい思いをして、涙する場面がある。
それでも、愛する人のことを大切に思って、その幸せを祈る場面がある。

恐竜たちが見せてくれる世界には、
ものの考え方、生き方が入っているんだと思う。

読んだあと、温かな気持ちになって・・・
きっと、プテラノドンの子みたいに生きたくなると思う。

太陽小僧は、これからもこのシリーズを集め続けるそうだ。
中学生になっても、高校生になっても、大人になっても・・・

最新刊はこれ
「いちばんあいされているのはぼく」

  


Posted by はまだゆかり  at 21:03Comments(0)感動

2011年01月24日

チームワークの職場

土曜日は、職場対抗のバドミントン大会があった。



じつは・・・わたしはバドミントン部だったので・・・
(昔はけっっこう動けてたと思うけど・・・
 今は気持ちだけが、前に前に・・・・)

久々に動こう!!と決めて、ちょっと楽しみだった。

今年は、ウチの職場はなんと2週間練習した。
といっても、お昼休みを利用して・・・
子どもたちから体育館を借りて・・・
わーわー声を出しながら・・・

(特に一輪車おじさんは大声を出しながら、
 一番早くに来て、準備して・・・
 練習参加率、100%の張り切りよう・・・)

古仁屋中学校に集合!

若者はいるとはいえ、
他の職場と比べると・・・・高齢者集団である・・・しか~し
わたしたちは、練習した!・・・2週間も・・・
膝や腰の痛みと闘いながら・・・・

がんばるしかない!
ここで、チームワークを見せてやれ!!

1試合目・・・2:1で勝利
2試合目・・・3:0で勝利・・・・・おおっなかなかやるう!
                  みんな気合い入ってるねえ!
予選を通過した・・・

次は、強豪チームを破った阿木名チームとの戦い!

わたしは第1ペア・・・
もうちょっとってとこまでいったけど、サーブがうまく取れずに敗れた。

第2ペア・・・一輪車おじさんと、飛行機おじさん
スゴイ・・・強豪チーム相手にシーソーゲームだ・・・
でも、相手が強い・・・・無理か?どうかな?
ななななんと、負けると思っていたこの試合!
二人のねばりで見事勝利を飾ったのだ!!

さあ、第3ペアは、ベッカム君と、ファンモン君のペア
ななななんと、この二人も強豪相手にシーソーゲームだ!
動きもきびきびしている。
二人とも痛めた足や腰にむち打って・・・
必死の形相で闘っている!!

応援の方も白熱!
もうここまで行けば、闘っているのは第3ペアだけではない!
チーム全体が一つの勝利に向かって
熱い思いで闘っている!!

最後まで粘った粘った
声の限りに応援した応援した・・・・

力尽きて僅差で敗れた我がチーム・・・
でも、
なぜだか、みんなの顔は晴れ晴れしていた。

チームって言うのはこれだよね。
一人一人が自分の持ち場をしっかり守りながら、
みんなで決めた大きな目標に向かって進む。

仕事もバドミントンもみ~んな同じ!

3位という賞状を手にした我がチームは
名瀬までくりだし、
「かずみ」で祝杯をあげ、
「ドラえもん」で歌いまくった。

みんなの顔、いい顔



チームワークの職場・・・いいよね。  


Posted by はまだゆかり  at 23:10Comments(0)感動

2011年01月17日

琉美創舞(りゅうびそうまい)~伊是名の会~

1月15日(土)

太陽オヤジといっしょに
伊是名の会、奄美公演
~琉美創舞(りゅうびそうまい)~ を観に行った。



大きなホールで舞踊の公演を見に行くのは初めて!!

わたしは11年間、沖縄に住んでいたので、
琉球舞踊を観る機会は結構あったんだけれど、
舞踊集団による、大がかりな公演は初めてだった。

伊是名の舞いにのってというオリジナルソングが流れ出し、
舞台は幕をあけた。
スクリーンに映し出される画像・・・
世界各地で思いを発信し続ける伊是名の会のメンバーの方々の写真

そして、いよいよ演目が始まった。

第一部は古典舞踊で始まった。
沖縄にいるときにわたしも踊ったことのある「マミドーマ」
そしてわたしの住んでいた鳩間島の「鳩間節」

なんと、わたしは「鳩間節」を文化センターのような大きなホールで
踊ったことがあるのだ!


(伊是名の会の写真が撮れなかったので、何故か?自分の写真をアップ・・・icon58

ぼやけてるけど、向かって左側はわたし・・・
「鳩間節」は歌はおなじだけど、
リズムやテンポの違うものだった。

わたしたちが踊っているのは島に古くから伝わるおどりで、
豊年祭などで踊られるものだ。

伊是名の会が踊ったテンポの速い踊りは
舞踊家の方が創られたものだと聞いたことがある。

わたしは、どちらの鳩間節も大好きだ。
今日の演目の中に鳩間節が入っていて、とても嬉しかった。

伊是名の会の方達の踊りは、どれをとっても、
動きが美しく
構成が完璧で、
絵が動いているみたいだった。

沖縄にいるような感じがだんだんとしてきた。

第二部は沖縄の古武道を取り入れた力強い踊りや
「島人の宝」などのポピュラー音楽もあった。
振り付けは東京でこの舞踊団を旗揚げした原口このみさん

一番好きだったのは「てぃんさぐの花」

沖縄で生活していたわたしにとてもなじみの深い歌。
沖縄の小学生達と一緒に歌ったり合奏したりした曲だ。

わたしの結婚式に来てくれた沖縄時代の同僚が
この歌で創作ダンスをつくり、
披露宴で踊ってくれた曲・・・

舞台には大きな大きなお月様が映し出され、
真っ白い衣をまとった彼女たちは
まるで浜辺を散歩しているかのように・・・
小さな小舟でゆられているかのように・・・
可憐に舞った!
会場は浜辺になった・・・


目に映っているのは美しい踊り手のみなさんたち・・・
でも、感じているのは、沖縄にいた頃のあの空気感・・・
言葉にはできないけど・・
あの感覚・・・
沖縄って感じ・・・
奄美とはまた少し違う、沖縄の浜辺・・・

気づけば、フィナーレだった。

何と速く感じた2時間だろう。

途中にお客さん達を引きつけ、
一緒に踊らせている、ダンシングマスターがいた。

会場中のお客さん達が、楽しそうに踊っていた。
わたしも、もちろん太陽オヤジも・・・

そのダンシングマスターは、わたしたちの同窓生伊是名さとみさん。

とても楽しそうで、そして動きが美しい。
踊りの楽しさを、会場中の人たちに伝えていた。

「さとみがんばってるや~!スゴイや~。」

うるうるな太陽オヤジは感極まってそう言った。

今日の公演、心に残る素晴らしいものだった。
また、観に行きたいと心から思った。
  


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2011年01月04日

踊る人形とダンシングばあちゃん

お正月、お年始のあいさつまわりでのお話・・・

家族揃って太陽オヤジの伯母の家へ・・・

奄美市内ではあるが、山を越えていく芦花部という集落に住んでいる。
お墓参りをしながら、年末のあいさつに行けなかった伯母の顔を見に・・・。

「はげ~、まあぼ~、いつ来るかいちど思っとったが~。」

小さなお家にぱっと灯りがつく。

芦花部の伯母は、伯父が亡くなってからは一人暮らし・・・
ちょっと心配性だけど、
あの太陽オヤジにしゃべる暇を与えないぐらいよくしゃべる。

年のわりにつやつやしたピンク色のほっぺ。
にこにこ笑いながら、お茶やジュース、
お菓子をがさごそとこたつの上に並べまくった。

そんな伯母の様子を太陽小僧やぷりん姫は楽しそうに見ている。

テレビのそばに置かれたマトリョーシカとそっくりな伯母を見て
「あの人形と似てるね?」

ぷりん姫がこっそりそう言うと・・・

「人形?人形?・・・そうじゃが、人形を踊らすからよ~」

とつぜん思い出したように伯母が言った。

人形を踊らす?操り人形?指人形?
いったい何が始まるのだろう???

みんな、期待で目がキラキラ!!

伯母が持ってきたのは・・・・これ
猫の人形・・・
スイッチを入れると、英語で渋い声で歌いながら
おしりをふりふり
手を左右に動かし、ご機嫌なダンス!!

っおっと、踊っていたのは猫人形・・・だけではない。
イスにすわった伯母が、
猫人形に負けないくらい、ノリノリで踊っている!

太陽オヤジも、ぷりん姫も、太陽小僧も、そしてわたしも大笑い
笑いながら、みんなで一緒に踊ってしまった!!



「これね、老人会で注文したのよ~
 正月にあんたなんかが来るとき、見せようち思って・・・!」

伯母は満面の笑顔でそう言った!

「老人会の人なんかは、みんな注文しとったよ。
 孫なんかにあげるっち言っとったよ。」

いくつになっても、子どもや孫の喜ぶ顔が一番の幸せなんだね。

「年の初めは、笑うのが一番!」
目尻にシワをいくつも作りながら、伯母はにっこり笑ってそう言った。

伯母の素敵なパフォーマンスは、わたしたちを幸せにし、
伯母の元気な笑顔は、わたしたちを安心させる。

いつもいつもありがとう!
今年も、体を大事にして、元気にしていてくださいね。   


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2011年01月01日

「2011年スタート」

あけまして おめでとうございますicon90

昨年は、いろいろな方とのつながりの中から新たな出会いがあり、
歌を通して新しい世界を知る事ができ、
今までの自分から、一歩前へ進む事ができたような...
そんな一年でした。

生きていくということは、いろんな事に出会うこと。
いろんな人に出会うこと。

鎖をひとつひとつ繋ぐ様に、
自分にとっていいことも、いやなことも、
自分の中では毎日毎日繋がっていく。

毎日起こる出来事の
どれもが
自分にとっては、なくてはならないことなのかもしれません。

ただ、つらくて嫌な事があるときに、
そこだけを気にすることがないように、
日頃から
楽しい事を見つけたり、
乗り越える術を知っているわたしでいたいものです。

どんなときでも幸せを感じられる自分でいられれば、
自然に感謝の気持ちが起こるし
周りの人の幸せを心から喜ぶ自分になると思います。

今年も、毎日の日々を大切に、いい年にしたいと思います。

2011年、幸せなスタートに感謝です!icon100  


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2010年12月19日

園長先生のケーキ

ぷりん姫と太陽小僧が通っていた幼稚園の園長先生から・・・
クリスマスケーキが届いた。



毎年、この時期になると、届けてくださる
手作りのケーキ・・・

二人が幼稚園生の頃
太陽オヤジはがんばってPTAの会長をしていた。
がんばっていたけど・・・
ホントは楽しくて楽しくてしかたのなかったPTA活動・・・

好きでやってたことなのに、
そして、もう何年も前のことなのに、
毎年毎年届けてくださるケーキ

園長先生の手作りケーキは
本当においしくて、
み~んな大好き。

甘くて、ほんのりお酒の入った本格的なクリスマスのケーキです。

ケーキをいただきながら、二人が幼稚園のころを思い出す。

小さい小さい赤ちゃんみたいだった二人が
大きな集団の中で、
少しずつなじんでいき、いろんなことができるようになってきた。

お友達のことが大好きになり・・・
していいこと悪いことの判断が、小さいなりにできるようになり・・・
仲良くすることがみんな幸せになるって感じられるようになり・・・

卒園するとき、こんなに大きくなったんだなあと感動した。

いろんなことを教えてくださった担任の先生・・・
あたたかく見守ってくださった園長先生・・・

ぷりん姫も太陽小僧も大好きだった幼稚園。

あのとき、教えてくださったことの上に
二人はいろんなことを積み重ね、成長しています。

園長先生のケーキ
心をあたたかくしてもらいます。

いつもいつも、ありがとうございます。

  


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2010年12月12日

眠っていた「夢」を起こすとき!

ソフトボール大会に出た。

学校対抗の教職員ソフトボール大会
ウチの学校は、子どもだけでなく
職員も少人数なので・・・
近くの学校と合同チームを組んで参加した。

その打ち上げの席でのお話・・・

打ち上げの席に、一緒に組んだ学校の先生で、
今年の教員採用試験に合格した男の先生がいた。

とても、穏やかで、謙虚な先生だ。
集合学習や修学旅行なんかで一緒になることがあったけど、
いつでも周りに気を配り、一生懸命さが見える先生だ。

一昨年の3学期からカケロマで期限付きの先生をしている。
シマ出身ではない。

この時始めて「先生」という仕事をしたと言っていた。

太陽小僧が3年生の時の3学期の集合学習で・・・
他の学校の子どもたちと遊びたいのに遊べないでいた子どもを連れて・・・
その先生が
「仲間に入れて!」
とやってきたらしい。

太陽小僧は3年生だったけど、
「おかあ、新しくきた、あの先生は、いい先生だよ!」
と言ってきた。

「仲間に入れてあげなさい!」
でなく、
「仲間に入れて!」
と子どもといっしょに仲間に入ってきた先生の人柄は、
3年生の目にも
「子どものことを心から思っている・・・」とうつっていたんだと思う。

その人は、「学校の先生になりたい」と思っていたのに・・・
いろんな事情からその道をあきらめて、企業に就職していた。

30歳になった頃・・・
自分の同窓生が
「学校の先生になったよ!」
と言ってきたらしい。

そのとき、あきらめていた「夢」がむくむくと動き出してきた。icon76

会社を退職し、
通信教育で教員免許をとった。

34歳のころ、はじめて学校に勤務することになった。
そのとき赴任したのがカケロマの学校だ。

去年は採用試験に不合格・・・
でも、あきらめずにもう一度トライして・・・・
今年は見事合格!!現在36歳icon75


回り道をしても、心の底に夢は眠っていた。

小さなきっかけがその夢を揺さぶり起こし・・・
実現へと導いてくれた。


だれの心の中にも、
「夢」は眠っているのかもしれない。
小さなきっかけが夢を揺さぶったとき・・・
回り道をしていた間に培われたいろいろな経験が・・・
夢実現への力となってくれることもあると思う。
回り道をしていたときに出会った多くの人たちが
力をかしてくれることもあると思う。

「夢」が眠っているだけってこと・・・気づけるか気づけないか・・・


「銀の鳥」   作詞 はまだゆかり ~ミニアルバム「南風の記憶」より~icon115

くりかえす日々に ため息一つ 
心とざして 作る笑顔
鏡の中に 映るわたしが 
「しかたないね」って 
わたしを見てる
いつかどこかで 覚えた歌を 
ふと口ずさむ そんなとき
時間の中に 忘れたままの 
小さな鳥が 目を覚ます 
       幼い頃に 描いた夢の花が
       息ふきかえし 語りかける
       「あふれる思いを 銀の翼にして
       遙かな空へ 飛び立つとき!」
なくした夢も 切ない歌も
涙の銀河に 流しましょう
いつか生まれる 新しい朝が
優しさ湛えて 輝くように
       瞳閉じれば 青く広がる海と
       光をうけて 映ゆる島
       震える胸に ささやきかけてくれる
       どこまでもゆけと 懐かしい声
遠い空の彼方 輝く星に 
願いをこめて 銀の鳥
どこまでも高く 銀色の翼
羽ばたかせるとき 奇跡が起こる 奇跡を起こす

打ち上げの席で、一輪車おじさんがいいことを言っていた。

「ぼくたち教員のバックには、子どもたちがいるのよ!
 子どもたちのことを思いながら、提案したり、発言したり、
 準備したりせんばいかんよ!」

その先生の合格を心から喜ぶ一輪車おじさんの一言。
ほろ酔いから、へべれけの間くらいの位置にいた一輪車おじさんだったが、
どんな場でも、すぐに子どもの話をしたがる一輪車おじさんの姿を
その先生は真剣に見ていた。

回り道した分、ぶれない自分をしっかり持って、
自分の思いを真っ直ぐ子どもたちに伝えられる教師に
なっていくんだろうなあと思った。icon136

初心・・・情熱を持っている若い人たちと交流するとき、
     わたしは初心を思い出すことができる。
いいお話を聞かせてもらって、ありがとうございました。 icon77  


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2010年12月11日

今年の漢字

新聞に今年の漢字が載っていた。

今年は「暑」

たしかに今年は暑かった。
いつもなら風邪が吹いて涼しい職場・・・
のぼせてしまいそうなぐらい暑い
そんな夏だった!

奄美ではと考えると・・・
豪雨の「豪」「雨」「水」「崩」
こんな文字が浮かんでくるが・・・しか~し

一年間を振り返り、わたしの一字は?というと・・・
やっぱり「絆」という文字かもしれない。


奄美の豪雨災害の中で支え合う人々の姿・・・
同じ島に住んでいる人たちとの絆・・・
離れたところから島を思う人々との繋がり・・・


豪雨災害の中で、「絆」の存在に島の人々は改めて気づいたと思う。

島のみんなの心をつないでくれた奄美エフエムの存在・・・
島中が応援したカサリンチュのメジャーデビュー・・・
この「しーま」のブログもシマの人たちの心をつなぎ、発信していると思う・・・

振り返ってみれば、いろんな形で「絆」を認識する場面があった気がする。


今年はわたしもいろんな場で自分の作った歌を歌わせてもらった。
そのたびに新しい出会いがあり・・・
そこで出会った人たちから感動をもらい・・・
力をもらった・・・

「絆」という字は糸と半を合わせた文字

人は一人一人は、未熟で半端だけど、
人とつながることで、結び合うことで・・・
何かを成し遂げることができる。

誰かのいいところが自分を救ってくれる。
自分のいいところは誰かの役に立つことができる。

わたしたちは「シマに住んでいる」ことで・・・
「シマを思っている」ことで・・・
つながることができる。

シマ=絆  
今年の漢字はこれ!   


Posted by はまだゆかり  at 21:29Comments(0)感動

2010年12月07日

「ありがとう」でできてる「夢」

「おかあ、見て見て!
 このカレンダー、イイっち思わん?」icon137



太陽小僧がにこにこ顔で持ってきたのがこれ!

昨日、太陽オヤジと一緒に
しまかわスポーツ店でグローブを買ってきた。

「イチローモデルよ!」
なあんていばっている。icon127

「かして!」
と言ったら、
「いやだ!」

嬉しくってたまらないみたい!
いっぱいいっぱい、練習して上手になってね!!icon128

このカレンダーは、しまかわスポーツ店でもらったそうだ。
表紙の「夢」という文字がかっこいい。
「夢」とボールを持つ手が、未来に向かって伸びている気がする!

このカレンダー、
1月から12月までいろんな球団のいろんな選手が写っていた。
そして、同じような書体で、
毎月1つずつ、言葉が書いてある。
1月は「努力」、2月は「走」、3月は「輝」・・・というように!

「あんたたち、気づいてる?
 この字、『ありがとう』って書いてあるんだよ!」
太陽オヤジがなぜだか知らないけど、いばっていった。icon125

「知ってる。」
夢という字の横に小さく、「ありがとう」と書かれている。
最近ちょっと老眼気味だけど、そんくらいは見えるワイ!

「ちがうう~、横の小さい『ありがとう』じゃなくて、
 『夢』っちゅう字自体が『ありがとう』っち書いてるんどおお!」

「はあ?」face08
わたしと太陽小僧が同時にいった。

カレンダーを凝視・・・・・・!

「ほんとだ!」icon131
またまた二人で同時に叫んだ。

ぜんぜん気づかなかった。
よおおく見てみると、「夢」という字は「ありがとう」でできていた。

もしかして、他の字もそうかな?
二人でカレンダーをめくってみる。

『努力』は『むくわれる』でできていた。
『走』は『あした』でできていた。
『輝』は『いっしょうけんめい』でできていた。
他の字も、み~んなつながりのあることばでできていた。

こんなことを考えつくなんて、すごいなあ。

そうだよね。
『夢』を叶えるためには、
たくさんの『ありがとう』をもらうもんだ。

『夢』を叶えられる人はきっと、
その中にあるたくさんの『ありがとう』を感じて
力にして、前に進んできた人だ!

『夢』は『ありがとう』でできていた。

素敵なカレンダーをもらって、
来年は、大きな夢が叶う気がする・・・・・単純な我が家族!

ありがとう!! icon100  


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2010年11月28日

エレクトーンフェスティバル

YAMAHAエレクトーンフェスティバルがあった。



一緒にピアノを習っているお友達と
エレクトーンのアンサンブルを競い合うこの大会に
幼稚園の頃から参加しているぷりん姫。

この大会は、いつもの発表会とは違って、
優勝すると福岡での大会に出場できる権利が与えられる。

去年も、一昨年も、悔しい悔しい銀賞(第2位)だった。

「今年こそは、みんなで福岡にいきたいね。」

そういうぷりん姫は、いつもののんびりとした顔じゃなくて
どこか気合いが入っているようだった。

わたしがいつも卒業式できている黒のパンツスーツを着て、
ジョニーデップみたいな帽子をかぶり、
ちょっとかっこいい男の子みたいな扮装。

「今度の曲、とっても速くてリズムがとりにくいけど、
 めちゃかっこいいよ!」

練習しているとき、ぷりん姫が興奮しながら教えてくれた。

こんな感じでテンションがあがっているときは、
めちゃくちゃ気合いが入っているときだ!

よし、今年は金賞いけるかも・・・
「金賞」って呼ばれるときは、
シャッターチャンスを逃さないようにしなくては

わたしも、めっちゃ気合いが入った。

いよいよぷりん姫の出番!

おおおっ~すごいすごい、こんなに上手だったんだ!

一度も合わせたのを聞いていなかったから
一人一人のパート部分も、全体の合わせ方も、すごくかっこいい。
迫力がある。

よし、今年はもらったね!

わたしは優勝を確信した。

ほかのチームもとてもよかった。
でも、今年はぷりん姫のグループだろう!!

思いこみってコワイよね。

そしてそして・・・結果発表。

カメラを持つ手が震える!
「金賞」と呼ばれた瞬間に、とるぞ、とるぞお~

「銀賞・・・プログラム11番 はるんず6」

「えっ・・・今?うっそおお?」
カメラを落としそうになりました!

優勝は小学校3年生の3人組だった。

ががががっくり・・・

楽屋で、銀賞と呼ばれた瞬間、ぷりん姫達のグループみんなでがっくり!
「あああ、今年こそは優勝だとおもったのになあ・・・」



帰りの車の中で、ぷりん姫
「2度あることは3度ある(銀賞のこと)・・・
 残念だったなあ!
 でも、楽しかったからいいや!
 おかあさん、頑張ったから本買って!」・・・いつもの立ち直りの早さ!

競い合うということは、勝つ事も負けることもあるよね。
でも、自分たちの力を一生懸命出したのであれば
そこからもらうのは
きっと自分を成長させてくれる何かなんだよ。
また、次の目標が見えてきて、
大きくステップアップできるはずだ。

またまた悔しい銀賞だったけど、
演奏は確かに素晴らしかった。
みんなで力を合わせた、心を合わせた演奏だったよ。
さわやかな感動をもらって、母はとても嬉しかったです。  


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2010年11月27日

一輪車おじさんのナンバーズ

夕べ、鹿児島から二人の友人が奄美入り・・・。

鹿児島出身のこの二人・・・
鹿児島に転勤になったあとも、よく島に来る。
奄美が大好きな二人だ!
今度の奄美入りの理由は、二人の友人の結婚式。

二人とわたしと、イイ先輩の一輪車おじさん。
「ハル」というきれいな居酒屋に行った。

「こうやって、集まれるのっていいよねえ。」
一輪車おじさんがいう。

仲間になって、一度心を通い合わせたら・・・
職場が変わっても、遠くにいても
こうやって集まって、食べて、飲んで、大笑いして・・・
絆を強くすることができる。

誕生日プレゼントに奥さんが買ってくれたという大事な大事な黒バッグ
「ほら」
一輪車おじさんが見せてくれたのは・・・
【一輪車おじさん名曲集】

転勤の多いこの仕事・・・
職場で出会った同僚の結婚式となると・・・
一輪車おじさんは歌を作る。
そして歌う・・・
思いをこめて・・・

【一輪車おじさん名曲集】にはわたしが知っている歌が何曲かある。

一輪車おじさんとは前の職場で6年、転勤してきた今の職場で4年
なんと10年も一緒なのだ。

その10年間の中で、一輪車おじさんが作った歌は
仲間の幸せを祈念するエールなのだ。

一輪車おじさんは、口は悪いけど、仲間を大事にする。

「ほら」
次に大事な黒バッグから取り出したのはこれ!



ナンバーズ

しかも数字はすべて「1963」

この数字には意味がある。
1963は一輪車おじさんの生まれ年。
こんなにたくさんあるのに、すべて1963だなんて
どれだけ自分の生まれ年が好きなんだろう?と思うかもしれない。

実は1963は大事な大事な数字なのだ。
一輪車おじさんの大事な大事なもの
それは仲間
1963は仲間とのつながりを示す特別な数字なのだ。
1963年は自分だけでなく、自分の同窓生が生まれた年でもある。
一輪車おじさんと友達を結ぶ数字なのだ。

思いの強いこの数字ならば・・・
きっと当たる!

分かりやすいシンプルな性格と行動・・・
神様、1万円でいいですから、1963選んであげてください!
一輪車おじさんはますます仲間を大事にするでしょう!
きっと、たぶん・・・


ということで、
今日「96+b」というお店でするはまだゆかりミニライブ・・・
11曲ほど唄う予定です。
今回のライブのテーマは「絆」
初のオール弾き語りによるライブです。(ドキドキ)

ライブの様子はまた次回のブログでアップします。   


Posted by はまだゆかり  at 14:54Comments(0)感動

2010年11月23日

インターネットラジオ

「大阪のインターネットラジオに出ることになりました!」

ワクワクしたメールが友人から届いた。

彼女は職場のもと同僚。
若いけどいろんなことを知ってて,
ものおじせずにいろんな場所に顔を出して,
交流の場を増やしていく。

応募した研修が当たって,大阪に研修に行くことにしたらしい。

先々週の水曜日9:00~の放送!
マックのパソコンからは聞けたので,ワクワクしながら聞いていた。

プロデューサーはひぐま先生。
思いを発信し,子ども達や教師の活動を取材し,
パーソナリティーのぶんぶんとはなちゃんが楽しいおしゃべりを聞かせてくれる。

いよいよ友人の登場。

おっ!落ち着いているじゃないですか。さすが~
現在の学校のこと。地域と一緒になってとりくむ奄美の学校での思い出。
そして,わたしの音楽活動についてもたくさん話してくれていた。

ありがとう~ パソコンの前に座りながら,照れている自分が・・・
なんだか恥ずかしい・・・

「水平線」をかけてくれた。

そして,先週の水曜日の放送は,先々週に引き続き彼女がゲストだ。
「麦わらぼうし」もかけてくれた。

まったく知らない人どうしが,誰かを介してつながりあうことができる。
誰かの思いや活動を,自分のエネルギーにすることができる。

「何かを学びたい。自分を高めていきたい。
 そしてそれを誰かの役に立てたい。」

そういう彼女のまっすぐな思いは,
まっすぐ思いを発信している人を引き寄せ,
そして,その波動は海を越えてわたしのところまでやってきた。

先週放送のインターネットラジオは、
ハニービーというホームページから聞くことができます。
11月27日までは,彼女がゲストの回を聞くことができます。


ツマヒロさん,ありがとう!
放送とても楽しかったです。

  


Posted by はまだゆかり  at 21:33Comments(0)感動