2013年11月05日
家族

ブログアップ、久しぶり・・・。
6月にアップしたあと、我が家にはいろんなことが起こった。
楽しいこともあったけど、悲しいこともあった。
7月に太陽オヤジのおかあさん、
ぷりん姫も,太陽小僧も,わたしも大好きだったばあちゃんが
天国へと旅だった。
まっすぐで,あたたかい・・・
いっつも大きな声で笑って・・・
天然ぼけを連発し・・・
たまにおならも連発し・・・
周りの人を、笑顔にしてくれたばあちゃん・・・
(本当は義母さんだけど、太陽小僧やぷりん姫が呼ぶように
わたしもばあちゃんと呼んでいました)
わたしが作った,「ばあちゃんのつむぎ」という歌のモデルです。
ぷりん姫が小さかった頃のある夏の日・・・
紬を織るばあちゃんの傍らで,ぷりん姫がうたた寝をしていた。
機織りの音を子守歌代わりにして・・・・
ぷりん姫は,ばあちゃんが機を織るのを,いつも飽きずに見ていたっけ・・・
そして,小学3年生の頃
「成人式はばあちゃんが織った紬が着た~ィ」
とおねだりした。
そして,今年の5月・・・
入院していた病院から一時帰宅したばあちゃんが、
「そういえば・・・」な~んていいながら,
きつい体を動かして,タンスのところまで行って,タンスの戸を開けた。
取り出したのは二反の紬だった。
「もう織ってあるのよ。渡しておけば安心ち思って・・・」
「もう早で~、やったあ,ラッキー、ありがとうばあちゃん。」
と喜ぶぷりん姫。
でも、本当はみんな知ってた。
もうすぐ,お別れのときがくるんだってこと。
ぷりん姫はまだ,高校2年生なのに・・・成人式用の紬を,ばあちゃんは織ってあった。
小さかったぷりん姫との約束を果たすために
病気で,苦しい体だったろうに、必死で織ってくれたんだと思う。
わたしも,ぷりん姫も泣きたくてたまらなかった。
でも、ぐっとこらえて大喜びした。
さいごのさいごまで,わたしたちに笑顔を向けてくれたばあちゃん。
嫁として,なんの親孝行もできなくてごめんね。
お世話になってばっかりだったね。
親孝行はできなかったけど、
わたしは,わたしの家族を,一生懸命守っていくからね。
幸せにしていくからね。
ばあちゃんが作った,素敵な家族の一員になれて,わたしは幸せです。
ばあちゃんと一緒にいられたから,
うちの子ども達は,元気にのびのびと大きくなりました。
わたしも,ばあちゃんみたいなおばあちゃんになれるかな?
いつまでもいつまでも,わたしたちの家族のことを見守っていてくださいね。
大好きなばあちゃん。