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2011年09月04日

加計呂麻島へ

3月まで赴任していた加計呂麻島。

この間、久しぶりに行ってきた。

宿題が終わらず四苦八苦している太陽小僧は
お留守番を選択したので、
ぷりん姫と二人でミニ旅行気分だ。

古仁屋までの道・・・
この5ヶ月の間で、災害の跡が復旧しているところもあり、
まだまだ時間がかかりそうなところもある。

古仁屋港からはフェリーで生間港へ・・・
フェリーに乗ると、5ヶ月経っているような気がしない。
時間の感覚って不思議だね。

ぷりん姫も同じことを感じていたようだ。

生間港に車をおいていないので、
今日は加計呂麻バスで秋徳へ向かった。

バスだから諸鈍へよったり
野見山へよったり・・・

特に野見山は3年間住んでた宿舎があるので、
特に懐かしく感じる。
宿舎から見えるサトウキビ畑の間の細い道・・・

「おかああああ」
と肌着にズボンをはいて、ランドセルを背負った
前歯のない2年生の太陽小僧が走ってきたあの道だ。

ぷりん姫が
「ソテツばあさん」
とニックネームをつけたソテツの木もちゃんとある。

「懐かしいねえ。」

秋徳に着くと
「濱田せんせ~い!!」
麦わらぼうしをかぶった少年。
以前担任していた男の子だ。
大きくなっている。
5ヶ月会ってないだけなのに、びっくりするほど大きくなってる。

ぷりん姫もお友達の家にさっさと遊びに行き、
みんなでガジュマルの木に登り・・・
ケンムンにへんし~ん!!


めっちゃ気持ちよさそ~!

集落の中を歩いてると・・・
担任してた子のおばあちゃんと遭遇。

おじいちゃんもわざわざ外に出てきてくださって、
ハージンを四匹とシシ肉をお土産に持たせてくださった。

会う人会う人が懐かしそうに話してくれる。

子どもが帰ってきたみたいに・・・
ニコニコ笑いながら・・・・

ありがたい。
心から嬉しいと思う。

ここに住んでいる人の温かい気持ちと出会えたこと。
それは、わたしにとって、
そしてウチの子どもたちにとって
とても素敵な宝物の一つになっている。

帰る時は、校長先生が港まで送ってくださった。
ありがとうございました。

幸せな休日を過ごせたことに感謝です。

古仁屋からの帰り道、
災害を乗り越えてお店を再開した
「たこ福」によって
おいしいたこ焼きを食べた。

夕方家に帰ると、
会えなかったお母さんから
電話をもらった。

離れていても、いつでもつながることができるのが
人と人の絆だね。
  


Posted by はまだゆかり  at 22:09Comments(0)奄美(自然文化)