2011年10月23日
妖怪ばなし
「おかあさん、きょう妖怪人間ベムがあるよね~。」
とぷりん姫・・・
そうだった。
今日はぷりん姫のピアノがあったので遅い夕食。
夜の9時頃から夕食をとりながら、「妖怪人間ベム」を見る家族。
わたしが妖怪人間ベムの漫画と出会ったのは、
たしか、1年生ぐらいの時?
親戚のおばちゃんの家の2階に無造作においてあったその漫画。
ちょっとだけページを開き、こわくなって
それからあと、その家の2階に一人であがれなくなったことを覚えている。
七つのわたしには、ちょっと強烈な絵だった。
でも、その後
不思議な物や不思議な話が大好きになって・・・
ちょっと大きくなってから妖怪人間ベムの漫画を読んだ気もする・・・。
ゲゲゲの鬼太郎とかも好きなので、
不思議なお話は、今でも子どもと一緒に楽しんでしまう。
最近は、太陽オヤジもだんだん感化されてきて、
不思議現象が好きになってきたみたい?・・・な気がする。
妖怪と言えば、奄美ではケンムン!!
ウチのクラスは今度の学習発表会で
「ケンムン相撲」島口バージョンの劇を発表する。
今は本番に向けて、みんなで稽古に励んでいるところ。
この話は太陽小僧が考案し、以前勤務していた秋徳小の子どもたちが
自ら自分の役のセリフを考え脚本にしたモノ。
はじめは方言じゃなかったけど、
島の人たちにとても評判がよかったので、
次の年は方言バージョンを完成させ、
瀬戸内町の子ども島口大会で、優秀賞に輝いた。
今回はその脚本を、40人バージョンにアレンジし、
島唄、八月踊りも取り入れた。
子どもたちも学習発表会の本番に向け、練習に励んでいるところ。
そんな子どもたちに、ケンムンの話をしてみた。
昔、わたしがじいちゃんから聞いたケンムン話。
じいちゃんが小さい頃のこと・・・
その当時トイレは外にあって、
夜中にオシッコに行きたくなったじいちゃんは、
外のトイレに行って、部屋に戻ろうと下駄をぬいだそうだ。
そしたら、
「おい、おい、おい」
と声が聞こえる。
おかしいなと思い、まわりを見ても誰もいない。
また、中に入ろうとすると、
「おい、おい、おい」
と、聞こえる。
風もないのに木は揺れ、
そこに現れたのは・・・・
透明な男の子!
「ひゃ~」
と言ってじいちゃんが驚くと、
その子はじいちゃんの前でオシッコして逃げていった・・・
と言う話。
ウチのクラスの子どもたち。
真剣にケンムン話を聞いていた。
「ケンムンて、魚の目玉が好きなんだよね。」
「ケンムンはガジュマルに住んでるんだよね。」
などと、結構ケンムン情報を知っている子もいるようだ。
その日の放課後、
一番最後に帰った子が・・・
「先生、ケンムンの話聞いたから、家にかえりたくない。」
と言ってきた。
何でも、お家に帰ったらお母さんが帰ってくるまで留守番しないといけないから
こわくなったというのだ。
「大丈夫だよ。最近のケンムンはいいケンムンが多いから!」
といって、わたしはにっこり笑ってみた。
にっこりわらったわたし・・・
妖怪みたいにみえなかったかな?
でも、昔怖がられたケンムンは、
今は、妖怪人間ベムやゲゲゲの鬼太郎なんかのおかげで、
人間の友だちとか、守り神になっている。
妖怪に対するイメージが、
明るく、楽しいモノに変わってきたのかもしれない。
太陽小僧が今回、ネリヤカナヤ創作童話コンクールに出した作品の中にも、
ケンムンが登場する。
優しくて、温かいケンムンだ。
奄美には、やさしいケンムンが住んでいる。
それは、みんなが「ケンムンに住んでてほしい!」と思っているからだよねえ。
とぷりん姫・・・
そうだった。
今日はぷりん姫のピアノがあったので遅い夕食。
夜の9時頃から夕食をとりながら、「妖怪人間ベム」を見る家族。
わたしが妖怪人間ベムの漫画と出会ったのは、
たしか、1年生ぐらいの時?
親戚のおばちゃんの家の2階に無造作においてあったその漫画。
ちょっとだけページを開き、こわくなって
それからあと、その家の2階に一人であがれなくなったことを覚えている。
七つのわたしには、ちょっと強烈な絵だった。
でも、その後
不思議な物や不思議な話が大好きになって・・・
ちょっと大きくなってから妖怪人間ベムの漫画を読んだ気もする・・・。
ゲゲゲの鬼太郎とかも好きなので、
不思議なお話は、今でも子どもと一緒に楽しんでしまう。
最近は、太陽オヤジもだんだん感化されてきて、
不思議現象が好きになってきたみたい?・・・な気がする。
妖怪と言えば、奄美ではケンムン!!
ウチのクラスは今度の学習発表会で
「ケンムン相撲」島口バージョンの劇を発表する。
今は本番に向けて、みんなで稽古に励んでいるところ。
この話は太陽小僧が考案し、以前勤務していた秋徳小の子どもたちが
自ら自分の役のセリフを考え脚本にしたモノ。
はじめは方言じゃなかったけど、
島の人たちにとても評判がよかったので、
次の年は方言バージョンを完成させ、
瀬戸内町の子ども島口大会で、優秀賞に輝いた。
今回はその脚本を、40人バージョンにアレンジし、
島唄、八月踊りも取り入れた。
子どもたちも学習発表会の本番に向け、練習に励んでいるところ。
そんな子どもたちに、ケンムンの話をしてみた。
昔、わたしがじいちゃんから聞いたケンムン話。
じいちゃんが小さい頃のこと・・・
その当時トイレは外にあって、
夜中にオシッコに行きたくなったじいちゃんは、
外のトイレに行って、部屋に戻ろうと下駄をぬいだそうだ。
そしたら、
「おい、おい、おい」
と声が聞こえる。
おかしいなと思い、まわりを見ても誰もいない。
また、中に入ろうとすると、
「おい、おい、おい」
と、聞こえる。
風もないのに木は揺れ、
そこに現れたのは・・・・
透明な男の子!
「ひゃ~」
と言ってじいちゃんが驚くと、
その子はじいちゃんの前でオシッコして逃げていった・・・
と言う話。
ウチのクラスの子どもたち。
真剣にケンムン話を聞いていた。
「ケンムンて、魚の目玉が好きなんだよね。」
「ケンムンはガジュマルに住んでるんだよね。」
などと、結構ケンムン情報を知っている子もいるようだ。
その日の放課後、
一番最後に帰った子が・・・
「先生、ケンムンの話聞いたから、家にかえりたくない。」
と言ってきた。
何でも、お家に帰ったらお母さんが帰ってくるまで留守番しないといけないから
こわくなったというのだ。
「大丈夫だよ。最近のケンムンはいいケンムンが多いから!」
といって、わたしはにっこり笑ってみた。
にっこりわらったわたし・・・
妖怪みたいにみえなかったかな?
でも、昔怖がられたケンムンは、
今は、妖怪人間ベムやゲゲゲの鬼太郎なんかのおかげで、
人間の友だちとか、守り神になっている。
妖怪に対するイメージが、
明るく、楽しいモノに変わってきたのかもしれない。
太陽小僧が今回、ネリヤカナヤ創作童話コンクールに出した作品の中にも、
ケンムンが登場する。
優しくて、温かいケンムンだ。
奄美には、やさしいケンムンが住んでいる。
それは、みんなが「ケンムンに住んでてほしい!」と思っているからだよねえ。
