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2011年02月22日

キビ刈り・黒糖づくり体験

最近新聞を見ると、いろんな学校でサトウキビを作り
製糖を体験しているね。

太陽小僧の学校でも6年生が黒糖作りをやっている。

そして、ウチの学校でも・・・

昨日は、一年間で大きくなったサトウキビを刈り取り・・・



今日は、その汁を校区内にある工場で絞っていただいて・・・
それを煮詰めて黒糖を作った。


刈り取りの時は、ちょうどあったかくなってきてたので、ハブに注意!
なたでキビを倒し、
皮を剥いで・・・
上部の葉の着いているところを鎌で切り落とす。

上部の方を方言でスラっていうそうだ。
その部分も大事にしておいて、
2週間以内ぐらいに植えると、
キビの節のところから、また芽が出てきて
またまたぐんぐん伸びていく。

サトウキビは一度植えると、収穫しても同じ株からまたはえてくる。
ウチの学校のサトウキビは、これで四回刈り取ったことになる。

ホントなら3回はやして、一度カボチャ畑にかえて
土の状態を変えてから
またサトウキビを植えた方が
甘くて太~いサトウキビになるのだと、
サトウキビを栽培されている講師の先生が(保護者でもある)
丁寧に教えてくださった。

今日はウチの学校の子どもたちのおじいちゃんが黒糖作りの大先生だ。

校区内のサトウキビ工場で、黒糖作りの鍵となる
せっかいを入れる役目を長年まかされている
黒糖作りの名人だ。



ジーンズ姿のおじいちゃんと、おとうさん
テキパキと動く姿を、
1年生の女の子が嬉しそうに見ています。

黒糖はどろどろになって、だんだんかたまり、
混ぜるのも大変なぐらいになってきた。

名人が釜を火から離し、なべを冷ましはじめた。
ナベの縁に黒糖をこすりつけながら冷ましていく。

途中雨が降ってきた。



みんなでビニールシートを屋根代わりにサポートし・・・
できあがった生キャラメルみたいなとろんとろんの黒糖を
バットに上げていく。

できあがり!!



昨日刈り取ったサトウキビ。
一年間でこんなに大きく育ってくれてありがとう。

教えてくださった方達。
サトウキビの汁を搾ってくださった工場のみなさん。
黒糖名人のおじいちゃん。

今年もほんとうにありがとうございました。  


Posted by はまだゆかり  at 21:56Comments(0)学校